お子さまの治療

当院の小児歯科

「歯医者が怖い」「痛いから行きたくない」…。お子さまに一度こんな風に感じさせてしまったら、気持ちよく歯の治療を受けてもらうことは困難です。

当院ではお子さまに「一生自分の歯を大切にしたい」と思っていただけるよう、気持ちに寄り添う丁寧な診察を心がけています。嫌がるお子さまに強引な治療は行いません。治療が怖いお子さまには、初回は診察室の雰囲気を見ていただくだけ、という場合もあります。

診療中はスタッフがベビーシッターをすることも可能です。「診察を受ける子どもは1人だけどきょうだいも連れていきたい」という方も大歓迎です。事前にご相談ください。

親御さんに知ってほしい事

子どもが好きなメニューは柔らかい食べ物がほとんどです。お子さまがクッキー・ケーキ・ハンバーグ・スパゲティなどをよく噛まずに飲み物で流し込んでいませんか?

歯の土台となるあごをしっかり育てるためには、噛み応えのある食べ物を与えてあげてください。おやつにはおせんべい・さきいか、食事にはごぼう・れんこん・小松菜・ひじきなどがおすすめです。よく噛めば出っ歯・受け口・歯のでこぼこなどの不正咬合も防げます。

当院では、お子さまが生涯むし歯にならずきれいな歯並びでいられるように、食生活を含む生活習慣全般のアドバイスをさせていただきます。わからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

年齢別 歯磨きのポイント

~1歳

ようやく乳歯が生え始める頃です。歯磨きの代わりに、毎日ガーゼなどでやさしく歯を拭いてあげてください。寝る前にジュースなどを飲ませることは、むし歯になりやすいだけではなく、もう少し大きくなった時を考えてもよい習慣とは言えませんのでやめましょう。また、ようやくつかまり立ちして危なっかしい足どりで歩き始める時期でもあります。転んで家具などに歯をぶつけないよう、気を付けてあげてください。

2~6歳

乳歯が生えそろう時期です。歯磨きに慣れる意味でも、年齢に合った歯ブラシでやさしく磨いてあげてください。見たところむし歯がなくても、歯医者さんで定期検診を受け始めましょう。3歳頃から、お子さま自身に歯磨きのやり方を教え、習慣付けていきます。なかなかきちんと磨けませんので、大人が仕上げ磨きをしてあげることが必要です。6歳頃に生えてくる、「6歳臼歯」と呼ばれる奥歯は、非常にむし歯になりやすい歯です。むし歯の予防のためにも、生えてきたら早めにご来院ください。
また、お子さまが歯磨きを痛がる場合や、お子さまの滑舌がおかしいと感じた場合は、上唇小帯(上前歯の真中の筋)舌小帯(舌の裏側の筋)に異常があるかもしれません。痛がる子どもに歯磨きを無理強いすると、歯磨き嫌いになってむし歯を招きかねません。一度、当院にご相談ください。

6~12歳

早いお子さまでは、かなりの乳歯が抜けて代わりに永久歯が生えてくる時期ですが、一般には乳歯と永久歯が混在していて、歯磨きなどもしづらい時期です。もう大きいからと思わず、仕上げ磨きをしてあげましょう。この時期の生え変わるタイミングや、出てきた永久歯の位置などが将来の歯並びに大きく影響します。口の中の状態に注意を払い、少しでも異常が感じられたら早めにご相談ください。

お子さまの歯をむし歯から守るために

当院ではお子さまの乳歯に「シーラント処置」を行っております。乳歯はただでさえむし歯菌に弱いものですが、奥歯には深い溝があり、そこに汚れが溜まるとますますむし歯のリスクが高まります。そこで、この溝をプラスチックで埋めてむし歯を予防するのがシーラントです。削る治療ではないのでお子さまも怖がらずに受けられます。

治療中も治療後も笑顔が続くような診療を

お子さまからお年寄りまでどなたにも安心して受診していただけるよう幅広い診療科目に
対応しております。なるべく負担をかけない治療を心がけておりますのでどうぞお気軽にご来院ください。

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